こんにちは。
とりたぬです。
タマホームの新築住宅に2年住んだとりたぬ夫婦が、大満足している住環境を率直な感想と住宅性能表示制度を基にご紹介します。
実際住んだ感想 = かなりコスパ良い
と言うのも、過剰な性能であるがために価格が何割も高くなっては、生活が苦しくなってしまいます。
そう考えると結局重要なのは“実際住んでみてどうなのか”だと思います。
とりたぬが-10点した箇所は
維持管理・更新の容易性:1階と2階の間の点検口が狭いため、中が見えず機能していない
高齢者等配慮性:廊下で一部すれ違いにくい程狭い箇所がある。(これは間取りやメーターモジュールに変更で解決しそうですが・・・)
です。
では、ここからとりたぬの住環境の感想ですが
とりたぬ家は住んで2年程度の出来立てホヤホヤの家です。
他のメーカーの家に住んでいないので不都合が有るか無いか程度の率直な感想でが・・・
気密断熱性:大満足
驚いたことに、ほぼほぼ結露しません
極寒の日にエアコンを付け、狭いサンルームに洗濯物を室内干しするという、結露しやすい条件がそろった日に、一度だけ窓とサッシの一部が結露してしまいました
結露しないということは、外気温が室内に伝わりにくいということですし、木材の劣化もしにくいということです。
防音性:大満足
子たぬが昼夜問わず大声で笑ったり・ギャン泣きしますが、家の前の道まで出ると声は全く聞こえません!!
逆に室内では雨が降っている音が全く聞こえないため、外に出て初めて雨が降っていることに気づくこともシバシバです。
耐震性:満足
実際に地震が来ていないし、壊れたわけではないので、耐震性がどうかの実感はありません(笑)
ですが、間取り決めの段階で柱や耐力壁多めに設置、1・2階の壁のバランス次第で、地震に強い家にすることが可能です。
間取りを考える際は、住み心地がいい かつ 地震に強い間取りを考えてみるといいと思います。
温熱環境性:満足
他メーカーであるような、全館空調を採用していないため、廊下に出ると“少し寒い!”とか“ちょっと蒸し暑い”です。
が、良い方に捉えると冷暖房効果が限定された空間にのみ効いており、熱損失が少ない省エネ住宅ということです。
実際に住んでみて住宅性能の違いを感じたのはこのくらいです。
とりたぬはタマホームの家に住む前は、築年数の若いアパートに住んでいましたが、当時の住環境から考えると雲泥の差で良くなりました。
続いては、細かく数値化された住宅性能等級を見ていきます。
タマホームの住宅性能等級は?
耐震、断熱性能、劣化対策、維持管理・更新の容易性は最高等級。 しかし・・・・
以下、タマホームの“大安心の家”のホームページから抜粋した数値です
耐震性=等級3※1(最高等級)
断熱性能等級=等級4※1(最高等級)
劣化対策=等級3(最高等級)
維持管理・更新の容易性=等級3(最高等級)
※1:プラン等により等級が変更になる場合があります。
ホームページに記載されている住宅性能等級は全て最高等級です。
(※印付きで逃げ道を作っている感じなのは・・・・ですが)
素晴らしいですよね!!
とりたぬも最初は
「全部最高等級ってスゴッ!!」
って思ってました。
・・・が、調べていくうちに真実がわかってきました💦💦
真実①:どこのハウスメーカーも大体最高等級
だったんです(笑)
あっちに行っても「うちは最高等級ですよ~」
こっちに行っても「なんとうちは最高等級です(`・∀・´)エッヘン!!」
どこもかしこも最高等級なので、最終的に
営業マン「うちは最高等級の認定を受けていて、これ以上はないんですよ!!」
とりたぬ「はい。わかりました。」「で、○○は・・・・」
営業マン「あっ、はい・・・(あれ?反応薄いなぁ💦)」
って感じになっちゃいました(笑)
住宅性能表示の基準が甘いのか、ハウスメーカーの企業努力によって、多くのハウスメーカーが基準をクリアしたのか・・・
正直、住宅性能表示だけで善し悪しの判断をすることは難しいです。
“このハウスメーカーは、最高等級じゃないからやめとこうか・・・”的な判断基準にはなりますが・・・
そもそも、最高等級じゃないハウスメーカーを探す方が難しい程です(笑)
真実②:住宅性能表示は全てで10項目あるが必須の4項目しか表示していない
必須評価項目は全て表示していますので、別にダメなわけじゃないです!!!
ダメなわけじゃないんですが・・・。
他にも等級でランク分けされている項目があるのに表示しないの?
表示しないって事は等級が低くて表示したくないの?
って勘ぐってしまいますよね(-_-;)
ちなみに、下表が住宅性能表示の全項目で青文字がタマホームのホームページで確認できた事項です
性能表示事項 | 必須/選択 | |
1 構造の安定に関すること | 1-1 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止) | 必須 |
1-2 耐震等級(構造躯体の損傷防止) | 選択 | |
1-3 その他(地震に対する構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)※1 | 必須 | |
1-4 耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) | 選択 | |
1-5 耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) | 選択 | |
1-6 地盤又は杭の許容支持力等及びその設定方法※1 | 必須 | |
1-7 基礎の構造方法及び形式等※1 | 必須 | |
2 火災時の安全に関すること | 2-1 感知警報装置設置等級(自住戸火災時) | 選択 |
2-2 感知警報装置設置等級(他住戸等火災時) | -※3 | |
2-3 避難安全対策(他住戸等火災時・共用廊下) | -※3 | |
2-4 脱出対策(火災時) | 選択 | |
2-5 耐火等級(延焼のおそれのある部分(開口部)) | 選択 | |
2-6 耐火等級(延焼のおそれのある部分(開口部以外)) | 選択 | |
2-7 耐火等級(界壁及び界床) | -※3 | |
3 劣化の軽減に関すること | 3-1 劣化対策等級(構造躯体等) | 必須 |
4 維持管理・更新への配慮 に関すること 性能表示事項 | 4-1 維持管理対策等級(専用配管) | 必須 |
4-2 維持管理対策等級(共用配管) | -※3 | |
4-3 更新対策(共用排水管) | -※3 | |
4-4 更新対策(住戸専用部) | -※3 | |
5 温熱環境・エネルギー 消費量に関すること(※1) | 5-1 断熱等性能等級 | 必須※2 |
5-2 一次エネルギー消費量等級 | 必須※2 | |
6 空気環境に関すること | 6-1 ホルムアルデヒド対策(内装及び天井裏) | 選択 |
6-2 換気対策 | 選択 | |
6-3 室内空気中の化学物質の濃度等 | 選択 | |
7 光・視環境に関すること | 7-1 単純開口率 | 選択 |
7-2 方位別開口比 | 選択 | |
8 音環境に関すること | 8-1 重量床衝撃音対策 | -※3 |
8-2 軽量床衝撃音対策 | -※3 | |
8-3 透過損失等級(界壁) | -※3 | |
8-4 透過損失等級(外壁開口部) | 選択 | |
9 高齢者等への配慮 に関すること | 9-1 高齢者等配慮対策等級(専用部分) | 選択 |
9-2 高齢者等配慮対策等級(共用部分) | -※3 | |
10 防犯に関すること | 10-1 開口部の侵入防止対策 | 選択 |
※1:ホームページ内に文章にて記載あり
※2:5-1、5-2のどちらかを記載でOK
※3:-はアパート等共用部分がある場合の項目のため戸建て住宅には対済む上では済む上では
結論=住む上では一切問題ない
現状、“これは困ったなぁ”とか“将来大丈夫かなぁ”といった気になる事項はありません。
住み始めてまだ2年ですが、住む上で一切問題ないと思います。
木材のプレカットで寸法の狂いが激減し、窓のペアガラス・樹脂サッシ・Low-Eガス、コンセントの気密ボックス等、建具の改良で気密断熱性も向上したことで、20~30年以上前の住宅から考えると圧倒的に住環境が向上しているんではないかと思います。
それこそ、タマホームの様な、ローコスト住宅でも不満なく快適な生活が過ごせるほど、時代が進化しています。
住宅性能表示も確認できた項目については全て最高等級となっていました。
実体験でも問題ない、国が決めた数値でも問題ないため、素晴らしい結果だと思います。
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